環境に配慮した庭園づくりをテーマに、特別セミナーを開催します。有機肥料の使用方法、水の効率的な利用、生物多様性を促進する植栽計画など、実践的な内容でお届けします。
セミナーの目的
近年、環境への配慮と持続可能性への関心が高まっています。このセミナーでは、伝統的な日本庭園の知恵と現代の環境配慮型のガーデニング手法を組み合わせ、次世代に残せる持続可能な庭園づくりについて学びます。
プログラム内容
午前の部(10:00-12:00)
-
有機肥料と土壌管理
化学肥料に頼らない、自然な土壌改良方法と堆肥作りについて学びます。土壌生態系を活性化させ、健康な植物を育てる方法を解説します。
-
水資源の効率的な利用
雨水の収集・活用方法、節水型の灌漑システム、マルチングによる水分保持など、水資源を大切に使う技術を紹介します。
午後の部(13:00-16:00)
-
生物多様性を促進する植栽計画
在来種の活用、野鳥や昆虫を呼び込む植物の選定、生態系に配慮した庭園デザインについて解説します。
-
自然と調和する害虫対策
天敵の活用、companion plantingなど、化学農薬に頼らない害虫管理方法を学びます。
-
実践ワークショップ
有機堆肥作り、自然素材を使った害虫よけスプレーの作成など、実践的な技術を習得します。
開催詳細
- 開催日: 2025年3月10日(日)
- 時間: 10:00~16:00(昼休憩1時間)
- 場所: 京都庭園 研修センター
- 定員: 30名(先着順)
- 参加費: ¥12,000(材料費・昼食込み)
- 持ち物: 筆記用具、作業用手袋、エプロン
2名以上でお申し込みの場合、1名につき1,000円割引いたします。